「自分の会社になんだかんだ愛着がある。」
「自分の仕事に小さくてもやりがいを感じている。」
「同僚と飲むのも結構楽しい。」
上記のいずれかに該当するならば、早期退職を目指していないと思います。それはそれでいいことだと思います。
ですが、人生100歳時代。定年退職も70歳になりそうな日本。
60歳での退職も、近い将来には早期退職と呼ばれているかもしれません。
なので、やるやらないは別として、「どうすれば早期退職を目指せるのか」というその方法だけでも、知ってて損はないと思います!
と、いうか本当は、(健康なうちにサラリーマンを卒業して、健康なうちに色々遊びにいきたいな。でも一人で行ってもつまらないからみんなも是非!)というのが本音です。
サラリーマンが早期退職を目指すには
「収入を増やし、支出を減らし、運用する」
「可能な限り、給与を株式買付にまわす」
これです。
これを、日々の生活を犠牲にして全力で行えば行うほど、早い早期退職が見えてきます。
具体例で比べてみる
本田静六
明治時代の日本代表レベルと、現代の日本代表レベルと、ゆるFIREレベルでそのペースを比べて見ましょう。
◯明治時代の日本代表 給料手取りの四分の一天引き➕ボーナス全額貯金
本田静六さん
著書 「私の財産告白」
この方を知らないと、FIRE界ではモグリと言われるほど有名な方の、古典的貯蓄法です。
ちなみにこの方は貯蓄するだけでなく、留学先で教わったとおり、土地に投資をしたり、株に投資をしたりして資産を増やしています。
あと、奥さんがずっと家計簿つけてくれています。
さて、この方法は、「誰でもできる!」とよく言われていますが、正直、共働きや実家暮らしならともかく、一人暮らしで20代男性でこの通りにしようと思ったら、かなりの意志の強さが必要です。
手取り20万円程度だとして、4分の1を天引きということは、5万円を引いた15万円で毎月生活をするということです。
家賃で6万円、光熱費などで1万円、食費で3万円、月に何回か飲みに行って、友人の結婚式などあったらもうそれで赤字です。
デートもしたい年頃で、仕事着にも私服にもある程度こだわりたいと思ったら、クレジットカードを使った出費はかさみ、日々の生活費の赤字をボーナスで補填する生活に慣れていくでしょう。
そんな中、「給料手取りの四分の一天引き➕ボーナス全額貯金」というのは正直すごいです。
本を読んでみるとなるほど、本田さんかなり気合い入っています。
学生の頃、浪人して絶望して井戸に身投げするも一命をとりとめ、そこから死ぬ気でやればなんでもできる!と開き直り、翌年には東大に合格しています。
とてもマネできないです。
三菱サラリーマン
では、現代の日本代表レベルを見てみましょう。
◯現代の日本代表 給与の8割天引き法➕ボーナス全額貯金
三菱サラリーマンさん
ブログ 三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイア目指してみた
〜14歳から為替取引、27歳から株式投資。30歳でのセミリタイアを目指します。〜
こちらの方は、FIREを実践している現代の日本代表レベルの方で、その方法は、給与の8割を天引して、株式買い付けに回すというものです。
それが実現出来るのも、三菱商事(だと思われる)の高い報酬と、ご自身の徹底的な倹約。
・飲み会には極力行かない
・いくとしたら歩いていく
・散髪は1000円カットで十分。(昔は自分で切ってた)
・職場では白湯を飲む
・職場では常に半袖
・日々階段を使い、エクササイズ
・デートは彼女がお弁当を作ってくれる
などなど
それらを苦と思っていないあたり、最強ですよね。
実際に20代のうちにアーリーリタイアが見えてきているそうです。
一般人
◯ゆるFIREレベル 30歳から積立NISAとイデコ(確定拠出年金)を満額 30年続けるだけ
これは、本当に誰でもできます。
ちなみに
・つみたてNISA 年間40万円
・iDeCo(確定拠出年金) 年間27.6万円(サラリーマンの月額2.3万円を想定)
・30年継続
・利回りは平均5%
でシミュレーションした場合、なんと4800万円にもなります。
これを夫婦で積立ててみると約1億円です。
参考 たぱぞうの米国株投資 ブログ(https://www.americakabu.com/)
60歳で資産1億円というのは、途方もない気がしますが、実は、誰にでも目指せるように用意されていました。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
こどもとダーツの旅や、東京23区公園の旅をしながら、ゆるく経済的自立と早期退職を目指していきたいと思います。
今後ともよろしくお願いします!