悩み相談

「証券アナリスト」を取得しようと思ってはいけない3つの理由

突然ですが、「アナリスト」ってなんかスゴそうに思いませんか?

少し前の私はそう思いました。

そして、そもそも単語の意味がわからない私は、

Mr.manemo

アナリスト(analyst)ってなぁに?

とgoogle先生に聞いてみました。

そうすると、「分析家」との答えが返ってきました。

Mr.manemo

分析家か〜格好いいな!アナリストって名前のつく資格とかないかな〜

Mr.manemo

あった、あった!証券アナリスト?よしこれを取得しよう!申し込みポチッとな!

「、、、なんじゃこりゃ〜!聞いてないよー!!!」

こんなノリで「証券アナリスト」資格取得を目指し始めてしまった私からアドバイスをさせてください。

証券アナリスト資格は、3つの理由から取得しようと思ってはいけません。

実際に証券アナリスト資格の沼へと片足を突っ込んでしまった(2021年無事に合格しました)筆者の経験から解説したいと思います。

 

取得にかかる費用は、最低でも124,900円

普通、資格試験の受験料って、5,000円くらいですよね?

資格取得のための、TACとかLECとか、そのような予備校代とか含めて12万円位なら、他の資格でもありそうですよね。

しかし、残念なことにこれ、資格の予備校代はおろか、資格対策の参考書一冊分の費用も含まれていないのです。

それだけ費用がかかる理由は、以下で説明します。

CMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)の資格は、CMAプログラム(証券アナリスト通信教育講座第1次・第2次レベルの通信教育と試験で構成)を受講・受験し、第2次試験に合格し、かつ証券分析の実務経験が3年以上と認定された方が取得できます。ー公益社団法人日本証券アナリスト協会HPより

これです。通信教育講座が第1次、2次とあり、これが高額なんです。
金額の内訳をみてみましょう。

50,300円・第1次レベル通信講座(要件を満たす企業に勤めていることによる割引適用後)
12,700円・第1次レベル受験料
53,500円・第2次レベル通信講座
8,400円・第2次レベル受験料
合計124,900円!
56,500円・第1次レベル通信講座(割引なし)
12,700円・第1次レベル受験料
53,500円・第2次レベル通信講座
8,400円・第2次レベル受験料
合計131,100円!!

これに参考書代や、資格取得のための予備校になんか通っちゃった日には倍くらいの費用(20万円から30万円)になるかもしれません。

試験に受かっても、「証券アナリスト」資格を簡単に保有できない

先ほどの解説を今一度見てみましょう。

CMA(日本証券アナリスト協会認定アナリスト)の資格は、CMAプログラム(証券アナリスト通信教育講座第1次・第2次レベルの通信教育と試験で構成)を受講・受験し、第2次試験に合格し、かつ証券分析の実務経験が3年以上と認定された方が取得できます。ー公益社団法人日本証券アナリスト協会HPより

そうなんですよ。証券分析の実務経験が3年以上ないと、取得できないのです。

んな経験あるかいっ!?

下記のような仕事も、幅広い意味で証券分析業務ということにしてもらえるようですが、かなり専門的な仕事ですよね。

・金融機関等における資産運用・証券投資相談業務(個人顧客、法人顧客とも含む)
・金融機関等におけるリサーチレポートの作成
・証券、債券、株式、不動産への投資業務
・債券、株式等発行による資金調達業務
・法人向け投融資、ならびに与信審査
・金融機関等における金融関連商品のITシステム開発
・経済、産業、金融に関する調査・分析業務
・事業会社における財務管理・分析・企画業務
・IR業務
・監査法人における監査業務

一言で言うと、その業界のプロ向けの資格なんですね。

なので、全くの業界未経験です!みたいな人が、転職を夢見てとる資格ではないと言うことですね。

少しでも関係のある仕事からのステップアップするための、アピールのための資格といったところでしょうか。

しかも、もし、なんとか資格を取得しても、名刺に「証券アナリスト」と記載できる個人会員になるには、
10,000円・入会金
18,000円・年会費

が必要です。

ほんっと、ハードル高いぜ!

あくまでも、民間資格。

「公益社団法人日本証券アナリスト協会」の「民間資格」になります。
ここで、国家資格、公的資格、民間資格の違いについてさらっと解説します。

国家資格は、法によって定められているもの。
・医師
・弁護士
・FP技能士(FP技能士ってのは国家資格なんですね!)など

公的資格は、省庁のお墨付き
・簿記検定
・カラーコーディネーター検定
・証券外務員(金融商品の営業マンなら誰でも取得するやつですね)など

民間資格は、「勝手にやってくれ」
・TOEIC
・ソムリエ
・証券アナリストなど

と、こんな位置付けなんです。
同じ金融系の資格なら、国家資格や公的資格を取得した方が、なんとなくハクがつきそうなもんです。

「証券アナリスト」は民間の資格なので、その資格で一生食べていける訳ではないのです。

 

まとめ

Mr.manemo

金融パーソンとして生きていくと覚悟した方以外は受けてはいけない資格、それが証券アナリスト!

金融パーソンによる金融パーソンのための資格、証券アナリスト。

未経験で転職を考えている方などには、はっきり言ってオススメできない資格です。。。

合格率は50%程度ですが、元々高学歴で頭いい方が多く受けるので、合格率は高めでもその中には食い込むのは結構大変です。

どんな試験問題が出るのかな?と思った方は、こちらの記事もどうぞ。

証券アナリスト試験をもう少しだけ知ってみる

「証券アナリスト資格をもう少し知ってみる」という記事で、実際の問題と解答を掲載しています。

 

 

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