はじめに|インデックス投資と高配当株、どっちがいい?
「高配当株って配当金がもらえるし、なんか不労所得っぽくて良さそう!」
私たちも最初はそう思っていました。
実際に 高配当ETF(VYM・SPYD・HDV) を購入していた時期があり、 「これで毎年安定して配当金が入る…!」と期待していたんです。
でも、結論として 私たちはインデックス投資に一本化しました。
その理由はシンプル。
🔥 FIREを目指すなら、高配当株は遠回りになる と実感したから。
今回は、 「高配当ETFに投資→結局インデックス投資に戻した理由」 を、 リアルな実体験とともにお伝えします。
🔹 インデックス投資 vs 高配当株|違いを比較
項目 | インデックス投資 | 高配当株(個別株・ETF) |
---|---|---|
運用目的 | 資産を最大化する(成長重視) | 配当収入を得る(キャッシュフロー重視) |
税金の影響 | 売却時まで税金なし(非課税期間の運用も可能) | 配当を受け取るたびに税金(約20%)が発生 |
資産増加スピード | 税金を繰り延べできるため最大化しやすい | 税引き後の配当を再投資するため効率が悪い |
運用の手間 | ほぼ放置でOK(積立投資) | 企業分析・個別株選定が必要 |
向いている人 | 資産を増やすフェーズ(20代〜40代) | すでに十分な資産があり、定期的な収入が欲しい人(50代以降) |
🔹 私たちの実体験|高配当ETFを買ってみた結果…
🔻 高配当ETF(VYM・SPYD・HDV)の現実
✅ 配当金を受け取るたびに税金が引かれる…!
「配当金をもらえるって最高!」
と思っていたのですが、 実際に受け取ってみると 1万円の配当金のはずが、手取りは8,000円…
「え、2割も持っていかれるの!?」
配当金には 約20%の税金 が引かれるので、 手元に残るお金は意外と少ないんです。
「だったら最初から税金を繰り延べて、 無駄なく資産を増やしたほうが良くない?」と気づきました。
✅ コロナショックで暴落&配当も減る…!
「高配当ETFは配当が安定してるからいいんだよね?」
と思っていたのですが、 コロナショックでSPYDが大暴落 → さらに配当金まで減額…!
「え、高配当株って、こんなに配当落ちるの!?」
実際、SPYDは景気に敏感な銘柄が多く含まれているため、 暴落時に一番キツイ打撃を受ける ことを学びました。
✅ 再投資の手間が意外と面倒…
インデックス投資は 自動で資産が増える けど、 高配当ETFは 配当金をもらうたびに、自分で再投資 しなければいけません。
「やっぱり、ほったらかしが一番ラクだな…」と実感。
🔹 インデックス投資を選ぶべき人は?
結論:20代〜40代で資産形成をしているなら、インデックス投資一択!
高配当株は 「すでに十分な資産がある人(50代以降)」 や 「資産を取り崩すフェーズ」 で選ぶもの。
✅ インデックス投資を選ぶべき人(資産を増やしたい人)
- 20代〜40代でFIREや資産形成を目指している
- できるだけ手間をかけずに、長期で資産を増やしたい
- 税金を抑えながら効率的に運用したい
✅ 高配当株を選ぶべき人(資産を取り崩すフェーズの人)
- 50代〜定年後で、配当収入が必要な人
- すでに大きな資産があり、値動きより安定した収入を優先する人
- 税引き後の配当金でも十分な生活費が確保できる人
これから資産を増やす段階にいるなら、 インデックス投資を続けるほうが最適です!
🔹 まとめ|FIREを目指すならインデックス投資でOK!
✅ 資産を増やす段階では、税金を抑えながら資産を増やせるインデックス投資が最適! ✅ 高配当株は「すでに十分な資産がある人」向けの戦略 ✅ 「配当金が欲しいから高配当株」という理由だけで選ぶと資産増加スピードが遅くなる ✅ 私たちも高配当ETFを持っていたが、最終的にインデックス投資に一本化!
「高配当株 vs インデックス投資」で迷っている人は、 自分が「資産を増やすフェーズ」なのか「資産を取り崩すフェーズ」なのかを考えてみましょう!
→ 20代〜40代なら、迷わずインデックス投資でOK!